あなたの質問にU-zhaanが答えます。
音楽のこと、カレーのこと、人生相談などなんでもいいですよ。
質問が採用された方には、なにか地味なプレゼントを送ります。
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 私は風貌が割と強面のため、人と接する時には相手の緊張感をほぐすように親父ギャグをいくつか用意して臨んでいます。最近のヒットは「マナカナを足して割った様な顔がタイプなんだよね〜!」です。もう、いま文字打ちしてるだけでもクスクスしてしまいました。
 その新ネタの完成度があまりに高いため最近では、以前から愛用していた旧ギャグを繰り出そうとする瞬間「あ、これマナカナよりつまらないよな」という気持ちが頭によぎり、発言をつい躊躇してしまいます。先日は、この新ギャグをぶつけるチャンスにも遭遇したのですが「マナカナ」を「オグシオ」と言い間違えてしまい、全く意味が通じず寂しい気分になりました。こんな思いをするぐらいなら、もういっそのこと無言でいようかと考え始めています。
 何か私の「マナカナ」を超えられるネタがあれば教えて頂けないでしょうか? どうぞよろしくお願いします。

福山武志(43) 自営業

 マナカナをオグシオと言い間違えて寂しい気持ちになった、という部分にあなたの問題が潜んでいるような気がします。がっかりしている場合ではありません。ピンチはチャンスです。「オグシオじゃなくてマナカナだった! 失敗した!」ということをうまく相手に伝えることにより、会話に一層の盛り上がりが生まれる可能性もじゅうぶんあります。コミュニケーションにおける瞬発力を身につけ、即興的なやり取りを楽しめるようにしてください。
 また、同じ人に同一のギャグを何度も使用すると「これ、今回も笑わなきゃならないのかな」と気を遣わせてしまう可能性があるので、誰にどのネタを使ったかをきちんと記憶しておくようにしましょう。

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 半年以上手入れをしていないぬか床の相談です。大きな容器で冷蔵庫に入らなかったので常温保存です。
 臭いやカビなどで大変なことになっているのではと開けるのが恐ろしくてこんにちまで放置してしまいました。大丈夫でしょうか。ちなみに多分キュウリと茄子を漬けたままだと思います。食べられますか?

キョウイレイナ 会社員

 ぬか床の管理、なかなか大変ですよね。父の転勤に伴い、両親が僕を川越に置いたまま引っ越してしまったことがあるのですが、そのときに母親から「ぬか床を毎日必ずかき混ぜるように」と言い残されました。仕方なく朝起きたときと寝る前に「俺いったい何やってんだろ」と思いながら、とうぶん使う予定のないヌカミソに腕を突っ込んでいたのを覚えています。
 かと言ってぬか床にそれほど造詣が深いわけでもないので、あなたの状況を母に相談してみました。
 
「上のほうにカビが溜まってるだろうけど、その部分を取り除いて新しいぬかを足せば大丈夫じゃない? もし嫌な臭いがするようなら、あきらめて捨てたほうがいいわよ」
「中に入ってるナスやキュウリは食べても大丈夫?」
「やめたほうがいいと思うけど。それにしてもその人、小分けにして冷蔵保存すればよかったのにね。しばらくかき混ぜられないときは、冷蔵庫で保管すればだいたい問題ないのよ」
「え、じゃあなんであのころ僕は毎日ぬか床をかき混ぜさせられてたんですか?」
「そうねえ。冷蔵庫に入れとけばよかったわ。あはは」
 
 とのことです。参考にしてください。

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 agraphさんのような、塩顔で美しい感じのひとばかり好きになってしまいます。正直性格や音楽などをふくめagraphさんが推しすぎてつらいレベルです。けれど現実にそんなひとはなかなかいないですし、たとえそんな男子に出会えたとしても、まず自分のレベルが高くなければいけないのではと思います。
 そのために努力したいのですが、ユザーンさん&男子は、どのような女子に魅力を感じますか。ご教授くだされば幸いです。

みつ(19) 学生

 電子音楽家のagraphくんは、確かにさっぱりとした端正な顔立ちですよね。彼のような人から好意を持たれるにはどうすればいいのか、僕にはちょっとわからないので本人に直接聞いてみました。
 
「牛尾くん(agraphの本名)って、どんな女性が好みのタイプなの?」
「それは二次元の話ですか? それとも三次元?」
「きっとアニメキャラに例えられてもわかんないから、できれば三次元で」
「加藤あい」
「女優の加藤あい?」
「うん、加藤あい」
 
 とのことです。迷いもなく言い切っていたので、きっと相当ファンなんだろうと思います。あなたも加藤あいさんを参考に頑張ってください。

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 2月にインド旅行に行くのですが、その際、インド人の知り合いのご実家に食事に招いていただく予定です。おみやげをどうするかとても悩んでいるのですが、インドの方が喜ぶ日本土産って何かありますか?

MDK(32) デザイナー

 家に民芸品を飾るのを好む人がインドには意外と多いので、なにか日本っぽい飾り物を持って行くのがいいかもしれません。暑い国ですし、綺麗な細工の扇子なども喜ばれるようですよ。 
 お土産選びって、なかなか大変ですよね。僕の師匠であるオニンド・チャタルジー先生は、僕がインドに行く日程を連絡すると「今年のお土産で欲しいものリスト」を送ってくれるので、その点とても楽です。「電気カミソリの替え刃、ニベアのフェイスクリーム、シュガーレスチョコレート」などと書かれているのを順に購入しながら「これ、お土産というよりお使いじゃないかな」とたまに思いますが。

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 けっこうな頻度でシャンプーをしたあとに、「あれ? リンスしたっけ? どっちかな」と、わからなくなってしまいます。髪の軋み具合を確かめても不安でリンスをもう一度してしまいます。シャンプーとリンスの減り具合が偏ります。どうしたらいいですか。

サダオ(37) 会社員

 リンスインシャンプーをご購入ください。

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 毎日ユザーンさんのアルバムを聴きながら寝ているのですが、悪夢しか見ません。どうすれば良い夢を見れるのでしょうか。

ねむいマン(26) 事務員

 入眠時の音楽を他のものに変えてみましょう。今日12/2に発売されたDE DE MOUSEのニューアルバム『farewell holiday!』はどうでしょうか。クリスマスや遊園地、サーカスなどをイメージさせるサウンドで、なんだかむやみに楽しく温かい気持ちになりますよ。この季節にもぴったりだと思います。ぜひお試しください。
 それでも悪夢が続くようでしたら、寝具に発生したダニが原因となっている場合もあるそうなので布団を干しましょう。

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 ユザーンさんが38年間に食べた物の中でおいしかったものベスト3を教えてください。

すずき(35) 会社員

 とても難しい質問ですね。フランスのタルタルステーキは素晴らしかったし、高知で食べたカツオのタタキには感動したし、もちろんインドにもびっくりするほどおいしいカレーがあったし、サッポロ一番みそラーメンも好きだし...と考え始めたらきりがありません。すぐには回答できそうにないです。
 こういう質問にサラッと答えられるのって、ちょっとかっこいいですよね。僕の父親に以前「お父さんの好きな食べ物って何ですか」と聞いたところ「え? イカとタマゴとメロンパン」と即答され、なんだか素敵だなと思いました。

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 最近猫を飼い始めました。その猫にドハマりしてしまい「いなくなったらどうしよう」と余計な心配をして不安になったり。もう少しやんわり愛したいのですがどうしたらよいでしょうか。

ひやむぎ(31) 鍼灸師

 小学生のころ、公文式学習塾に通っていたことがあります。その教室の本棚に、なぜかノストラダムスの大予言についての本が何冊も並んでいたんですよ。
 何の気なしにパラっとめくってみると、そこには「1999年に地球は滅亡する」と書かれていて、僕はとても不安になりました。「恐怖の大王ってどんな人だろう。どうやって地球は終わりになるのだろう。僕の人生は22歳までなんだな」と、そんなことばかり考えながら公文に行くたびにそれらの本を読みふけっていたら、ある夏の暑い日に親子揃って呼び出しを受けました。
「湯沢くんは教室に来ても1枚のプリントもやらずにノストラダムスの本を読んで難しい顔をしているだけだから、もう退会したほうがいいんじゃないでしょうか」と言われたときの母親の情けなさそうな顔を今でも覚えています。
 ご存知のように、地球は滅亡しませんでした。まだ起きてもいない不測の事態のことを考えて必要以上に不安になるのはよしたほうがいいかもしれません。公文もやめる羽目になります。

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 以前、自分の本名について質問させていただいた者です。
 ユザーンさんが坂本龍一さんのJ-WAVEのラジオ番組『RADIO SAKAMOTO』に出演された回を聴いていました。とても興味深く聴いていたところ、ふと僕の話題が少しだけ出たのですが、その際、坂本さんが僕のことを「ハスヌマーン」と呼んでいました。とても嬉しいですが、これではまるで僕がユザーンさんの弟子みたいな名前になってしまっていて少し残念です。
 坂本さんだけではなく、これから多くの方が僕のニックネームを「ハスヌマーン」と呼ばれてしまうと、自分の仕事にも影響がありそうで少し不安です。
 どうしたら良いでしょうか? アドバイスなど頂けたら嬉しいです。

蓮沼執太(32) 音楽家

 インド神話に登場する、ハヌマーンという猿の神様はご存知でしょうか。中国に伝わり孫悟空のモデルとなったとも言われる彼は、インドでは根強い人気なんですよ。
 そんなハヌマーンと、あなたの名字である蓮沼を引っかけて「ハスヌマーン」というニックネームを坂本龍一さんは付けたのだと思われます。勇気があり、忠誠心もあり、おまけに不死という特性も持つハヌマーン。もしかしたら、あなたにもそうあってもらいたいという坂本さんの願いも込められているのかもしれません。
 ぜひ、この素敵なニックネームを大事にしてくださいね。そして坂本さんから「おい、ハスヌマーン」と呼びかけられた際には「ウキキ!」と返事をしましょう。

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 数年前、息子が独立すると言って家を出て行きました。スタジオとして使っていた2階の部屋には、古い大きなミキサーと大量の古いレコードと大量の古いサウンドレコーディングという雑誌が置いてきぼりになっています。
 本人がこの部屋に戻ってくる気配は全くありません。どうしたらいいでしょうか。

牛尾享子(70) 専業主婦

 スペースには限りがありますし、使わない物は処分してしまいたいというお気持ちはよくわかります。ですが、本人に断りもなく捨ててしまうのも何となく気が引けますよね。
 お名前と質問内容を拝見したところ、ある知人のことが頭に浮かんだので彼に電話をしてみました。agraph、という名前で活動している電子音楽家なんですが。
「牛尾くん、ちょっと聞きたいことがあるんだけど」
「どうしました?」
「実家に大きなミキサーが置きっぱなしになってたり、昔の "サウンド&レコーディング・マガジン" が山積みされてたり、お母さんが享子って名前だったりしない?」
「えーと、全てにおいて心当たりがあります」
とのことなので、今後の方針について直接聞いてみることにしました。
「ミキサーは欲しい人に譲るなり捨てるなり、何らかの方法で近いうちに処分しますよ」
「古いレコードも大量にあるみたいだけど」
「うーん、レコードは勘弁してもらいたい...」
「じゃあそれについては倉庫でも借りなよ。サンレコはどうする?」
「どの情報がいつ必要になってくるかわからないので、あれもできれば全部持っておきたいです」
「データじゃダメなのかな」
「あ、もちろんデータにしてもらっても構わないですよ。ユザーンさんがやってくれるの?」
「なんで俺がそんなことしなきゃならないんだよ」
 というわけで、お母様に "サウンド&レコーディング・マガジン" のデジタル・アーカイヴ化をお願いすることはできないでしょうか。裁断機やスキャナの使い方については息子さんにご相談いただけたらと思います。頑張ってください。